2011年1月2日日曜日

目が合う

レスタースクエア駅近くの劇場前は、深夜の時間帯になると男性用トイレが浮かび上がってくる。
この写真からも分かるように、男と女の目が合ってしまっている場合はなんて言ったらいいのだろうか?
大晦日の晩は『ハッピー•ニュー•ピアー(ピーは英語で小の意味...)』で乗り切れるかもしれないが、他の日はどうすればいいのだろうか。イスと間違えて座ってしまう観光客の老夫婦とかいないのだろうかと心配になってしまう。

人間はその時代の文脈に沿っているつもりで色々作り出すわけだけど、その本来の価値なんてもんは時が勝手に決めてくれるんだろう。
はたしてこのトイレは、この地にどれくらい生き残ることができるだろうか?

2011年1月1日土曜日

始動


2011年に入りました。
昨日から数字が一年繰り上がっただけで今日という僕たちの暮らしが劇的に変化するわけではないのですが、カウントダウンの瞬間にはロンドンの中心街は幸せそうな顔ばかりが揃っていました。

知らない人とハイタッチでテキーラ乾杯して、知らない国の歌をノリだけでやりこなしてみたり、ゲイにナンパされたり、なんて言うか幸せっていうんですか?

その幸せ感に浸りながら、朝帰りをしたら家の鍵をバスで盗まれていたようだ。どうやら海外生活で初めてスリにあったようである。

すぐに酔いは醒めた。落ち込んでも仕方ない。
世界は、良い奴と悪い奴でバランスとってるんだ。やることやろう。